発表募集
EC2025では,口頭発表(査読付)+デモ・ポスター発表,口頭発表(レギュラー)+デモ・ポスター発表,デモ・ポスター発表のみの3種類のカテゴリで発表を募集します(口頭発表のみというカテゴリはありません).発表カテゴリを問わずデモ・ポスター発表では,基本的に標準仕様のブースでインタラクティブな発表を行っていただきます.また,希望者は,ICEC2025参加者に対して英語でデモ・ポスター発表を行うことができます(インターナショナルセッション).
発表カテゴリ | 原稿ページ数 | 発表申し込み締切 | 原稿締切 |
---|---|---|---|
口頭発表(査読付)+デモ・ポスター発表 | 6~10ページ | 6/13(金) | |
口頭発表(レギュラー)+デモ・ポスター発表 | 4~10ページ | 6/20(金) | 7/18(金) |
デモ・ポスター発表のみ | 2~6ページ | 6/20(金) | 7/18(金) |
※いずれのページ数にも,リファレンスや謝辞等が含まれます.
※全ての発表カテゴリにおいて、発表申し込み時には以下の情報が必要です。
- 著者すべての名前と所属、発表カテゴリ、発表題目、要旨 (約200字)
- デモ・ポスター発表時の発表ブースに関するデモ環境調査票
- インターナショナルセッションでの発表希望の有無
※原稿投稿時には以下の提出が必要です。
- pdf原稿
- パンフレット用画像(png形式)
- (希望者のみ)ティザー動画
- (インターナショナルセッションでの発表を希望する場合のみ)英語での書誌事項
なお、上記項目のうち、発表カテゴリ、デモ・ポスター発表時のデモ環境調査回答とインターナショナルセッションでの発表希望の有無回答については、原則変更を認めませんので、ご注意ください。
発表申込締切から原稿締切の間における、著者リスト、発表題目の修正は認めますが軽微な修正に留めてください。
※全ての発表カテゴリでデモ・ポスター発表を行っていただきます。
デモ・ポスター発表では,実物を使った体験の提供、口頭発表では十分に行えない議論など、インタラクティブな発表で行うようにしてください。EC2025では,デモ発表なのかポスター発表なのかの区別を付けず,基本的には標準仕様のブースで発表を行っていただきます.従来型のデモ・ポスター発表をするか、あるいは新たな発表形態を模索するかは発表者次第です。
また,口頭発表に伴うデモ・ポスター発表は、口頭発表の後(同日あるいは後日)に設定する予定です。
デモ・ポスター発表の標準ブース仕様は以下の通りです。
- スペース:幅180cm×奥行180cm
- ポスターボード:縦180cm×横90cmのボードを横に2つ連結
- テーブル:1~2個(1個で済むなら1個が望ましい)
- いす:1~4個
- 電源コンセント:2個
- 電源容量:200W
- ネットワーク環境:WiFiの提供あり(ただし,通信の安定性については保証できません).有線ネットワークの提供はなし.
- 照明環境:通常の照明または暗室(カーテンを閉めて電灯を消した部屋)
- 音環境:体育館のような広いスペースで送風機を回しながら実施するため、静音環境の準備は極めて困難です。ご要望は承りますが、期待しないでください。
発表申込を行ったあと、発表申し込み期限までに全ての発表申込でデモ・ポスター発表環境調査に回答いただきます(これに回答するためには、発表番号の入力が必要です)。
https://forms.gle/CQV3hxbkmRTrFJGz8
発表申込時に提出していただいたデモ・ポスター発表環境調査をもとに、希望されたブースを提供できるかどうかの審査を行い、結果を2週間以内に通知します。
希望されたブースが提供できない場合には、標準ブースあるいは提供可能なブースの範囲内で行えるようデモ・ポスター発表形式を変更する、もしくは発表そのものを取り下げる、のいずれかの対応を行っていただくことになります。
また、いずれの対応を行うかは、原稿締切まで(通知から約2週間後)に決定していただく必要があります。
※発表をお断りすることや,発表カテゴリの変更をお願いすることがあります.
口頭発表(レギュラー)+デモ・ポスター発表と,デモ・ポスター発表のみ,の発表カテゴリでは,査読は行いません.しかし、公序良俗に反するような発表はお断りすることがあります。
また、会場的あるいは時間的な制約により、受入可能な発表件数に上限があります。
上限を超える投稿があった場合には、先着順の採択とします。
また、発表カテゴリ変更をお願いする可能性があります。
口頭発表(査読付)+デモ・ポスター発表
口頭発表(査読付)は、既に一定の研究成果がまとまっており、今後論文誌への投稿を予定している研究を対象とします。萌芽的な発表については、口頭発表(レギュラー)へご投稿ください。投稿締切が早くなりますが、査読によるフィードバックに加え、採択された研究についてはシングルセッションとして多くの方に聴講して頂けるように配慮する予定です。不採択になった研究については、口頭発表(レギュラー)のセッションでの発表を希望するかお伺いします。
口頭発表(査読付)に投稿された論文には全て、査読コメントをまとめてフィードバックいたします。また、企画予定の情報処理学会論文誌EC特集号においても、なるべく同一の査読者に論文評価をお願いする予定です。シンポジウムでの口頭発表(査読付)への投稿を通して、論文誌投稿までの研究の進展をエンカレッジするしくみになっています。ぜひ積極的な投稿をご検討ください。
査読は、論文誌と同様に「明瞭性」「新規性」「実用性・発展性・重要性」の観点から総合的に行われます。 また情報処理学会論文誌と同様にシングルブラインドで実施いたします。 EC分野では、「実用性・発展性・重要性」については、特に多様な観点が存在するため論文誌において思ってもみない評価がされることもあります。査読をつうじて、現状での論文から第三者にどのように伝わるのか、について確認していただく機会としていただきたいと考えています。 また、不足点のみならず、積極的に評価すべき点についても明示的にコメントを付すものとします。 口頭発表(査読付)に投稿された論文は、他の口頭発表(レギュラー)での発表と同様に情報学広場に原稿が収録されます。ただし、本シンポジウムでの口頭発表(査読付)の採択は、シンポジウムでの受賞に相当する評価であり、論文自体は情報処理学会の研究会発表の予稿集と同様の取り扱いとなります。つまり、口頭発表(査読付)での発表内容をたとえば情報処理学会論文誌に投稿することが可能です。詳細は、情報処理学会の二重投稿・剽窃・盗用に関するよくある質問をご参照ください。
https://www.ipsj.or.jp/faq/ronbun-faq.html
インターナショナルセッション
EC2025で行ったデモ・ポスター発表を、ICEC2025参加者に対して英語で発表することができます。これをインターナショナルセッションと呼び、インターナショナルセッションでの発表を希望する場合には、発表申し込み時に申告が必要です。国内で英語で発表できる貴重な機会であるとともに、自身の研究成果を世界に発信する機会でもあります。ぜひ積極的にご活用ください。
なお、インターナショナルセッションで発表する場合、ICECのレジストレーションは不要です。また、インターナショナルセッションで発表を行っていただくのは8月28日もしくは29日のいずれかとなります。
ICEC2025参加者に情報提供を行うため、原稿投稿時に英語表記の著者リスト、発表タイトル、発表概要(1000 character以下)を収集します。
論文テンプレート・フォーマット
情報処理学会ではLaTeXでの執筆を推奨しています。全ての発表カテゴリで,以下のテンプレートを使用しての論文執筆をお願いします.ページ数や学会ロゴ、著作権情報などを入れますので、ページのレイアウトの変更(マージン調整、文字サイズの極端な変更など)はおやめください。なお、投稿は PDFファイルで行ってください。レイアウト維持のためにフォントの埋め込みを必ず行って下さい。英文の表題、著者情報、概要、キャプションは任意です。テンプレートではコメントアウトしていますが、著者の判断で表示して構いません。
- 論文テンプレート(MS Word)
- 論文テンプレート(LaTeX)
- https://drive.google.com/file/d/1kHyX59jp7MzeJoUhB-30ClR_9lrdVW5n/view?usp=drive_link
- Overleafでコンパイルする場合、デフォルトのpdfLaTeXは日本語に対応していませんので、メニューからコンパイラとして LaTeXを選択してください。
パンフレット用画像(png形式)テンプレート
以下のテンプレートに、記入が求められる情報が記載されています。原稿投稿時にパンフレットに掲載するための画像をご提出ください。テンプレート通りである必要はありませんが、テンプレートを編集し、png形式で保存したものをご提出いただくことを想定しています。
ティザー動画投稿
各種発表に併せて、研究内容を紹介動画の投稿もご検討ください。動画投稿は任意ですが、優れた動画投稿には「ティザー最優秀賞」を表彰致します。 広く一般の方々に研究内容を分かりやすく紹介するための動画を投稿してください。優れた動画は EC研究会のホームページで公開する予定です。一般人に広く動画を公開することで、エンタテイメント研究のエッセンスを伝える機会を提供します。
※研究紹介動画に関しては、以下のルールを守ってください。
研究紹介動画は、広く一般の人が見て、「研究内容が理解できる」内容にしてください。(専門家のみが理解できる内容は避けてください。また、説明のない実験動画のみの動画も避けてください。)
動画の長さは2分以内とします。2分を超える動画も受付は可能ですが、ティザー部門の表彰審査対象外となりますのでご注意ください。説明テロップや音声は推奨しますが、義務ではありません。広く一般の方が見て理解できる内容での作成をお願いいたします。動画フォーマットは、mp4とmov形式を受け付けます。中でもH.264/AAC 形式の mp4 フォーマットを推奨します。(ニコニコ動画の推奨フォーマットをご確認ください)。扱える動画サイズは、100MB未満程度です。(投稿システム上のアップロード制限があり、論文PDFやその他のファイルと合わせて、全体で1投稿あたり100MB以下という制限があります)。動画中に使用される映像、写真、音楽等については、必ず著作権者の許諾を得た上で応募してください。仮に第三者から権利侵害、損害賠償等の主張がなされた場合、応募者が自らの責任で対処してください。優れた動画はEC研究会のホームページで公開する予定です。公開を前提とした動画を投稿してください。
投稿受付システム
発表申し込み、論文の投稿はeasychairを使用します。
以下のリンクから発表申込および原稿投稿が行えます。日本語論文の場合,easychairに登録する著者名は日本語表記としてください。
https://easychair.org/conferences/?conf=ec2025
EasyChairは英語を主体とするサービスです。そこで日本語による投稿案内のドキュメントを作成しました。こちらをご参照いただき、手続きを進めてください。
また、easychairで発表申込を行った後、発表申込期限までに以下のデモ・ポスター発表環境調査に回答いただきます。
https://forms.gle/CQV3hxbkmRTrFJGz8
発表日について
口頭発表およびデモ・ポスター発表は8月25日もしくは26日のいずれかに行います。口頭発表に伴うデモ・ポスター発表は、口頭発表の後(同日もしくは翌日)にデモ・ポスター発表を行っていただきます。インターナショナルセッションは、8月28日もしくは29日のいずれかです。発表日の希望は一切受け付けませんので、ご了承ください。
初めて論文を投稿する方へ
論文は、単著(著者が一人)であることは稀で、多くの場合は指導教員等の共著者が著者に入ります。 論文原稿は、必ず共著者全員が内容を確認した上で投稿してください。
Re: commend-demo(レコメンデモ:専門研究者推薦レビュー)
EC2025では、昨年度に引き続き「Re: commend-demo」の実施を予定しています。Re: commend-demoとは、PC委員による投票制度と連携し、その投票理由、推薦理由を言語化、講評してもらう仕組みです。 Re: commend-demoは、これまでのPC委員による投票の仕組みを活かしつつ、受賞理由を開示することで投票受賞の透明性のみならず、受賞者や学会参加者へ、どのような視点が評価されるのかを共有し、EC研究分野とはどうあるべきかの議論の基盤、発展、貢献を狙います。
昨年の様子については下記記事をご参照ください:
- エンタテインメントシンポジウム2024におけるRe:commend-demoトーク録
表彰および推薦の種類と対象
EC2025では、以下の表彰および推薦を行うことを予定しています。
- 特選セッション最優秀賞
- 特選セッションで発表のあった研究の中から最も優れた研究におくられます
- 特選セッション発表認定
- 口頭発表(査読付き)に投稿され、採択された研究全てにおくられます
- 一般セッション優秀賞
- 一般セッションに投稿された研究の中で優れた研究におくられます
- 対話発表賞
- 参加者投票に基づき、全てのデモ・ポスター発表の中から優秀な研究発表におくられます
- レコメンデモ認定
- 専門家推薦に基づき、全てのデモ・ポスター発表の中から優秀な研究発表におくられます
- ティザー優秀賞
- 投稿された全てのティザー動画のうち、2分以内のものから、優秀な研究発表におくられます
- 企業賞(スポンサー企業が希望した場合)
- 全ての発表の中からスポンサー企業が選定した研究発表におくられます
- 山下記念賞推薦
- 口頭発表(査読付きおよびレギュラー)の中で6ページ以上の論文から、最も優れた研究を山下記念賞推薦として推薦します
- 論文誌推薦
- 口頭発表(査読付き)の中から、優れた研究を論文誌に推薦します
EC2025幹事団
- 実行委員長:北原 鉄朗(日本大学)
- 実行副委員長:平♯ 重行(京都産業大学)
- プログラム委員長:真鍋 宏幸(芝浦工業大学)
- プログラム副委員長:橋本 直(明治大学)